「家賃の値下げなんて嫌な顔されそうで、なかなか切り出せない…」と思っていませんか?
そもそも家賃は値下げ交渉をするべき費用ですし、交渉する権利は国民全員にあります。
しかも、家賃の値下げはある条件さえ満たしていればほぼ確実に値下げに応じてくれます。
今回は、『賃貸物件の家賃の値下げ交渉の具体的なやり方』をご紹介します。
家賃の値下げ交渉はやらないと損!
家賃交渉は賃貸を契約する時のみしか出来ないと思われがちですが、入居した後でも値下げ交渉は可能です。
本来家賃の値下げ交渉はするべきなのに、入居してから家賃を見直さない人は非常に多いです。
家賃の値下げ交渉はやったところでデメリットがないのでやったもん勝ちです。
<家賃の値下げ交渉が可能な理由>
・建物は築年数に応じて家賃が下がる
・同じ建物でも入居した時期によって家賃がバラバラ
・空室になった時に大家が損をするから
賃貸物件は築年数によって家賃が下がるので入居した時期によって家賃がバラバラで、隣に住んでいる人が自分の家賃より5000円も安いなんてこともザラにあることです。
家賃相場を知るには、自分が住んでいる物件をGoogle検索して賃貸情報サイトで募集されている部屋の家賃を調べましょう。
そこで今支払っている家賃と金額の差があれば、値下げ交渉が十分に可能です。
また大家の心理として、『空室になるくらいなら家賃を下げてもいいから退去して欲しくない』と思っています。
理由は次の入居者が見つかるまで多くの費用ががかかってしまうからです。
<退去された時にかかる費用>
・入居者が見つかるまでの空家賃
・ルームクリーニング費
・入居者を募集する時の広告費
・次の募集の際は家賃を下げなくてはいけない
家賃の値下げ交渉出来る賃貸物件の条件
家賃の値下げ交渉は、値下げをお願いする根拠が必要です。根拠がなくては値下げ交渉に応じてもらいづらいです。
<値下げ交渉が出来る条件>
- 住んでいる物件の空室が目立っている
- 同じ間取りの部屋が払っている家賃より安く募集されている
- 入居中に問題行動を起こしていない
交渉できる賃貸物件は一言で言うと人気のない物件です。自分が住んでいる物件の募集がされていたら交渉出来るでしょう。
また、入居中に何回も問題を起こしていると大家側から『出て行ってほしい』と思われているかもしれないので、値下げ交渉が困難な場合もあります。
家賃の値下げ交渉をする相手
家賃の値下げ交渉は基本的に管理会社と話をしてください。
ただ管理会社は「大家さんに伝えておきますねー。」と言いつつ大家に伝達してくれないことが結構多いです。
管理会社は極力面倒な仕事を増やしたくないという心理からです。
管理会社に伝えて数日たっても連絡がなければ、契約書に乗っている大家さんに直接問い合わせて交渉しましょう。
値下げ交渉のベストな時期は
家賃値下げの交渉は基本的にいつやってもOKです。
2年に1度の更新時期だと”退去するか悩んでる”という口実を使いやすいので交渉しやすいかもしれません。
ただ、賃貸にも部屋が埋まりやすい繁忙期と部屋が埋まりにくい閑散期があって閑散期だと交渉がスムーズにいきやすいです。
繁忙期⇒1~3月と9~10月
閑散期⇒4~8月と11~12月
値下げ交渉のやり方
家賃交渉のコツは”強気で丁寧”がポイントです。
「家賃値下げしてもらいたいんですけど、ダメですかね?」って言われたら「ダメです」って言われるのがオチです。
<家賃交渉する際の一連の流れ>
あなた「家賃の値下げをお願いしたいのですが。」
管理会社「値下げは厳しいですねー。」
あなた「うちと同じ間取りの部屋の募集見たんですけど、今払ってる家賃より4000円も安いですよね?家賃が下がらなかったら退去するつもりです。もししてくれれば長く住む予定です。」
管理会社「それはこれから入る人だけのキャンペーンの家賃なんですよね。」
あなた「だったら退去してその部屋に契約し直します。」
管理会社「一度オーナー様に確認してもよろしいでしょうか?」
手強い相手だとこんな感じです。とにかく何を言われてもひるまず『下げてくれなかったら退去するつもりです』という意思をしっかり伝えましょう。
退去届の用紙が送られてきても、事情が変わったことを伝えれば退去する必要はありません。
まとめ:家賃の値下げ交渉は根拠があれば対応してもらえる
今回は『賃貸物件の家賃の値下げ交渉の具体的なやり方』を紹介しました。
家賃の値下げ交渉は”値下げをする根拠”をしっかりと提示することのによって応じてもらえる可能性が非常に高いです。
1年に一度は自分が住んでいる物件の家賃が変動してないか調べることをオススメします。
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